釣り用にクーラーボックスを買いたいのですが、ホームセンターに売っているような安いものでも大丈夫でしょうか?
釣りの楽しみの一つが、釣った魚を持ち帰って食べることです。
釣り人にしか味わえない醍醐味ですよね♪
釣った魚を新鮮なまま持ち帰るためにはクーラーボックスが欠かせません。
ちょっと調べてみると分かるのですが、クーラーボックスの値段って本当に幅があるんですよね。
もちろん高いものはそれだけ性能も良いのでしょうが、出来るだけ出費を抑えたいのが正直なところです。
そこで今回は、釣り用のクーラーボックスについてホームセンターで売っているような安いものでも大丈夫なのかについて解説していきます。
安いクーラーボックスで釣りをするときに気を付けたいポイントなども解説していますので、是非最後まで読んでくださいね!
こんな釣りならクーラーボックスはホームセンター品でも大丈夫
結論から言いますと、釣り用のクーラーボックスとしてホームセンターなどで売っているものでも対応できる場合もあります。
現に私も10年近く釣りをしてきていますが、最初にホームセンターで買ったクーラーボックスをいまだに愛用しており、特に不具合もありません。
ただ、これは私のやっている釣りがホームセンター品で事足りるというだけであって、釣りのスタイルによっては釣り具メーカーなどの高価なものの方が良い場合もあります。
簡単に言ってしまうと、過酷な使用条件でなければホームセンターのものでも対応できます。
ここでは、どんな釣りならホームセンターのクーラーボックスでも大丈夫なのかについて解説していきます。
釣り場まで長距離移動しない
ホームセンターなどの安価なクーラーボックスは、釣り具メーカーのクーラーボックスに比べてどうしても保冷力で劣ってしまいます。
これは釣り具メーカーのものと同じだけ氷を入れておいたとしても、早く溶け切ってしまうということ。
長距離移動が伴う釣りだとその分移動に時間もかかってしまい、タイムリミットをオーバーしてしまう危険性があります。
準備する氷の量や釣りをする時間にもよりますが、近場での釣りであればホームセンターのクーラーボックスでも対応できるかと思います。
磯などでタフな釣りをしない
ホームセンターの安いクーラーボックスは主にピクニックなどのレジャー用に作られているため、そこまで頑丈ではありません。
とがった岩などにぶつけると、簡単に破損してしまう恐れがあります。
もし破損してしまうと保冷力も低下してしまうため、磯などのタフな釣り場で使用するならより頑丈な、釣り専用のクーラーボックスを用意したほうが無難です。
同じ理由で椅子代わりに使いたい場合も、釣り専用の頑丈なものを用意したほうが良さそうですね。
小さな子どもなら大丈夫だろうけど、安易にクーラーボックスに腰掛けると歪んでしまう恐れもあるから注意しよう。
結論:近場の堤防釣りなどならホームセンター品でも充分
ここまでで解説したことを簡単にまとめると、ホームセンターのクーラーボックスは長時間の使用やハードな使用には向いていないということですね。
でも、逆に考えるとこういうふうにも言えそうです。
短時間の堤防や砂浜など足場の良い場所での釣りならホームセンターのクーラーボックスでも問題ない
初心者の方や初めて釣りをやってみる方など、最初は堤防などに行くことが多いと思います。
このことから、初心者の方が最初に使うクーラーボックスはホームセンターなどの安価なものでもいいかなと個人的には思います。
釣りを続けていく中で保冷力などに物足りなさを感じたら、改めて釣り用のしっかりしたものに買い替えればいいのではないでしょうか。
僕はいまだに10年前に買ったホームセンターのクーラーボックスで釣りをやってるよ。
高いクーラーボックスは確かに高性能だけど、、、。
上でも少し触れていますが、釣り用のクーラーボックスはその保冷力や頑丈さでホームセンターの安いものでは比べ物にならないくらい高い性能があります。
さらに蓋が簡単に取り外せたり水抜き栓があったり、釣り用に考えられた機能も付いています。
さすが釣り専用品です。
単純に比較したらホームセンターのクーラーボックスがかなうはずありません。
でもやっぱり釣りメーカーのクーラーボックスはお高いんですよね、、、。
ホームセンターのものに比べて5倍くらい違ったりします。
釣りを始めようと思う時に結構壁になるのがその初期費用です。
下の記事でも釣りを始めるときに最低限必要な道具について解説していますが、結構たくさん揃える必要があります。
そんな中、クーラーボックスだけに数万円もかかるとなると、なかなか気軽に始めようと思えないですよね?
私は最初はホームセンターの安いクーラーボックスで初めても全然オーケーだと思うんですよ。
とにかく釣りをやってみて、釣りの楽しさを一度味わってみてほしいんです。
不便に感じたらもっと性能の良いクーラーボックスに買い替える。
それでいいと思います。
安いクーラーボックスでも快適に釣りをするためのポイント
何度も言っていますが、ホームセンターの安いクーラーボックスの保冷力はどうしても釣り用のクーラーボックスに劣ります。
しかし、使い方に注意すればある程度ですがその保冷力を補うことができます。
クーラーボックス自体に保冷力が無い分、これからご紹介する点に注意して使ってあげましょう。
フタの開け閉めは最小限に
クーラーボックスのフタの開け閉めは頻繁に行わないようにしましょう。
フタを開けるということはボックス内の冷気が逃げていくということ。
頻繁に開け閉めしているとその分内部の温度は上がってしまいます。
冷蔵庫と一緒だね。
サビキ釣りなどたくさん釣れる釣りでは、釣れるたびにクーラーボックスに魚を入れるのではなく、水くみバケツなどに一端ストックしておいて、ある程度魚が溜まってきたらクーラーボックスにまとめて入れるようにしましょう。
氷・保冷材は充分に用意する
ホームセンターのクーラーボックスは保冷力が劣るので、氷や保冷材は多めに用意しましょう。
特に真夏の暑い時期はたくさん必要になりますが、水分補給用のペットボトルを凍らせて入れておくと保冷剤代わりになります。
大きすぎるものは使わない
もしも大きな魚が釣れたらいけないから、大きなクーラーボックスを持って行こう!
気持ちは分かりますが、必要以上に大きなクーラーボックスを使うのは考え物です。
狭い部屋より広い部屋の方がクーラーが効きにくいですよね?
それと同じで大きなクーラーボックスはそれだけ内部を冷やすのにパワーがいります。
広い内部を冷やすために余計に多くの氷が必要になり、重量もかさんでしまうのでクーラーボックスはちょうどいいサイズを選びましょう。
堤防でちょっとサビキ釣りをする程度なら、容量は10~20Lもあれば充分かな
クーラーボックスの置き場所にも気を付ける
釣り中のクーラーボックスを置く場所にも気を使いましょう。
安価なクーラーボックスは保冷力が弱い分、外からの熱の影響も受けやすいです。
直射日光が当たる場所に置いておくと、クーラーボックスの保冷力に影響します。
テントなどの陰に置いておくだけで保冷力はかなり長持ちしますよ。
途中で氷を買い足すという手も
釣りをやっているとついつい時間を忘れてしまって予定より帰りが遅くなってしまうこともあります。
そんな時、氷が途中で溶けてなくなってしまうようなこともあり得ます。
帰りの時間を考えると、氷が途中でなくなってしまいそう、、。
そんな時は氷を買い足してしまえばいいんです。
無駄な出費のようで何だかイヤですが、釣った魚が傷んでしまっては元も子もありません。
スーパーやコンビニに行けば氷は売っていますので、氷が無くなってしまう前に立ち寄りましょう。
ただ、毎回帰りに氷を買い足さないといけないような状態でしたら、あなたの釣りのスタイルにそのクーラーボックスでは対応できていないということです。
そのような状態であれば、もっと保冷力の高いクーラーボックスに買い替えることをおすすめします。
臭いが気になるなら釣り用とレジャー用は分けておく
釣り用に保冷力の高い良いものを買って、それをレジャー用にも流用するという手もありますが、個人的にはお勧めしません。
私も最初、釣り用とレジャー用を兼用しようと考えていたのですが、どうしても気になってしまうんです、、、魚の臭いが、、、。
釣りをやっている時はそんなに気にならないのですが、クーラーボックスについた魚の臭いって、案外取れないものなんですよね、、、。
なのでうちでは釣り用とレジャー用のクーラーボックスを完全に分けて使っています。
まとめ
今回は釣り用のクーラーボックスにホームセンター品が使えるのかについて解説しました。
ホームセンターの安いクーラーボックスでも、釣りのスタイルによっては何とかなります。
釣りにハマっていくと、堤防釣りだけでは満足できなくなるかも知れません。
また、もっと遠くの釣り場に行きたくなるかもしれません。
その時に改めて自分のスタイルに合った高性能なクーラーボックスを探してみましょう。
自分に合ったベストな道具を探求するのも、釣りの楽しみの一つですね!
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