先日いつものように食洗機を使っていると突然警報アラームが鳴って動かなくなってしまいました。
メーカー修理を依頼することも考えましたが、調べてみると結構お金がかかるんですよね、、。
修理依頼するか悩みましたが、結果的に言うと、今回の故障は自力で修理することができ、費用も全くかかりませんでした。
今回の記事では我が家の食洗機の故障について、その発生から修理完了までの流れについてご紹介します。
私自身の備忘録も兼ねておりますので、見にくい部分もあるかもしれませんが何卒ご容赦ください。
我が家の食洗機の基本情報は以下の通りです。
食洗機故障の発生状況
先日、我が家の食洗機を使っていると聞きなれない警報音が。
食洗機の表示を確認すると、節電と強力のランプが点滅していました。
また、電源ボタンを押しても電源が切れない状態です。
明らかに何か異常が発生しています。
調べてみるとうちの食洗機の場合、節電と強力ランプの点滅は水漏れ警報のようです。
メーカー修理費用の目安は23,000円~43,000円とのこと。
やはりなかなかの費用が掛かりますね、、、。
業者さんに来ていただくのもアリですが、まずは自分で修理が出来ないか食洗機を調べてみます。
食洗機を引き出し、すき間から食洗機裏の配管を確認すると1本のホースが破れていることが確認できました。
また、食洗機のフレーム内部に水が溜まっていることも確認できたので、内部に溜まった水を出来るだけふき取りました。
破れたホースを交換すれば直りそうでしたが、そのためには食洗機をキッチンから外す必要があったので、本格的な修理は妻と二人でやることに。
とりあえず食洗機のコンセントを抜き、当面使用禁止として妻の休日を待って本格的な修理をすることにしました。
食洗機を取り外し故障部分の調査
故障発生から1週間ほど経過しました。
妻の助けを借りながら食洗機の修理に取り掛かります。
配線・配管の取り外し
まずは食洗機の電源と給水・排水ホースを取り外していきます。
食洗機下の引き出しを抜くと、奥に食洗機の配線と配管があります。
した写真の赤丸4か所を外していきます。
写真の赤丸1~4は以下の通りです。
4番のコンセントは普通に引き抜けば外せました。
3番のアース線はビニールテープを外すと食洗機側と電源側がねじられているのでほどきます。
ほどくと下の写真のようになります。
次に2番の給水ホースを外します。
最初にまず元栓を閉めます。
元栓に取っ手は無く、下の写真のようになっていたので、マイナスドライバーで時計回り(蛇口が締まる方向)に回していくと水の供給が止まります。
元栓を閉め、写真左側のナットを緩めると給水ホースが外れます。
ホース内部に水が溜まっているので、水がこぼれないようにバケツなどで受けます。
次に排水ホースを取り外します。
実は今回の作業で一番手こずったのがこの排水ホースの取り外しです。
下の写真の白いホースを引き抜けばいいのですが、固着してしまってなかなか抜けませんでした。
調べてみると温水につけるなどして柔らかくすれば抜けることが分かりましたが、構造的に難しかったので、私の場合はライターで接続部を少し炙って引き抜きました。
抜けた状態が下の写真です。
左側が排水、右側が給水の配管です。
排水ホースを外すと配管から下水の嫌なにおいが上がってきますので、ホースをつなぎなおすまでテープで封をしておきました。
フレームカバー(?)の取り外し
食洗機のフレームはシステムキッチンにねじ止めされています。
食洗機を取り外すためにこのねじを全て外していきます。
ねじは両サイド各3か所と上に2か所の計8か所あります。
まずは両サイドのねじを外します。
下写真はサイド上側1か所のねじです。
下の写真はサイド下側2か所のねじです。
下の写真は上側2か所のねじです。
ねじを全て外すとフレームごと食洗機を引き出せます。
一人でも引き出すことは可能かもしれませんが、配線やホースを引っ掛けて余計に損傷させてしまう危険も考えられます。
食洗機自体も重いので、腰などへの負担も考えると2名で作業することをおすすめします。
食洗機はその構造上、前面パネルが本体に対して大きくなっています。
そのまま床に置くと斜めになってしまいます。
12cm程度の台があると後の作業がしやすいです。
うちにはたまたま靴を買ったときの空き箱があったので、それを台にしました。
水漏れ部分の確認
食洗機の取り外しができたので、内部を確認します。
後ろ側下部の蓋を外すと内部が確認できました。
フレーム内部の濡れていた部分は若干サビが発生し、漏れた洗剤の跡なのか白く結晶化していました。
下写真の赤丸の部分が今回警報を出してくれた漏水センサーです。
センサーを外すと内部は下の写真のようになっていました。
センサー内部に2本の端子があるのが分かります。
内部に水が溜まるとこの端子が通電し、漏水の信号が送られるのかな?
念のため端子の先端もふき取っておきました。
次にホースの破れた部分を確認します。
下の写真が今回水漏れが発生した破れです。
見たところ破れはこの一か所でした。
破れていたのは排水ホースで、破れた場所は食洗機本体の接続部付近でした。
ネットで調べてみると他にも全く同じ部分で排水ホースが破れた方を見かけたので、普段食洗機を引き出したり押し込んだりするときの負荷がかかりやすい場所なのかも知れませんね。
修理後はなるべく頻繁な開け閉めは控え、引き出しを全開にしないように心がけようと思います。
修理
ホースの破れ部分が本体接続部とかなり近く、ホース自体は劣化していなさそうでした。
排水ホースの長さにも少し余裕があったので、ホースの破れ部分(約2cm)だけを切り取って繋ぎなおし、ホースは再使用することとしました。
故障の発生から修理まで1週間かかっているのは、食洗機を取り外す時に大人2名で作業したかったからです。
私と妻の二人が休みの日まで待ってから作業しました。
作業自体は2時間程度で完了しています。
今回はホースの破れ部分だけを切り取り繋ぎなおしたので、修理費用は0円です。
修理後に標準モードで空運転をしてみましたが、問題なく動いてくれました。
新たな水漏れも確認できなかったので、ひとまずこれで修理完了としました。
まとめ
今回は我が家で発生した食洗機の故障とその修理について解説しました。
結果的に簡単な修理で済み、費用も掛からず助かりました。
ただホースの破損個所を考えると再発もあり得るかもと思っています。
今回の件でフレームも少しサビてしまいましたし、もう少し使ったら本体ごと交換しないといけないかもですね。
ビルトイン食洗機の寿命は10年程度と言われているようですし、そろそろ買い替えも検討しないといけないのかな~。
皆さんも食洗機の故障にはご注意ください!
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