子どもを釣りに連れて行きたいのですが、途中で飽きるんじゃないか心配なんです。
釣り中に飽きちゃったらどうしたらいいんでしょうか?
特に小さな子どもが居る方は子どもが釣りの途中で飽きるのが心配ですよね。
私も子どもと釣りによく行くのですが、子どもが小さかった頃はこの飽きによく悩まされました。
そこで今回は私の約10年の家族釣りの経験を元に、子どもを釣りに飽きさせない対策と、もし飽きてしまった場合の対処法についてご紹介していきます。
子どもが釣りに飽きちゃったときのお助けアイテムなどもご紹介しています。
是非最後まで読んでくださいね!
どうしても子どもは釣りに飽きる
まず大前提として小さな子どもは釣りに飽きます。
釣りを開始して最初の内は仕掛けの準備や魚が釣れることへの期待感などで飽きずに釣りが出来ますが、10分もすればすぐに飽きてしまいます(もちろん個人差はあると思いますが、うちの子は10分くらいが限界でした、、。)
「まだ釣れないの~?」
「飽きてきた~」
釣りをやったことがある方なら分かると思いますが、釣りを開始して10分で魚が釣れることなんてそうそう無いですからね、、、。
何度か釣りに連れて行くうちにそう簡単に魚は釣れないと理解してくれたようで、今ではもう少し我慢できるようになってきましたが、それでもやっぱり釣れない時間が続くと飽きてしまいます。
小学校低学年くらいまでは子供は釣りに飽きて当然と思っておいた方がいいでしょう。
ここからは子供は釣りに飽きる前提で話を進めて行きます。
まずは場所選びと釣り方が重要
子供が釣りに飽きるのは仕方ないこととして、ここからは飽きにくくするにはどうするかと飽きた時にどうするかについて解説していきます。
まず釣りに行く前の下準備として、子どもに飽きさせないための釣り場の選び方とおすすめの釣り方についてご紹介します。
釣り場選びのポイント
釣りで子どもに飽きさせないためには、釣り場選びも重要です。
具体的には以下の点に気を付けて釣り場を選ぶと良いでしょう。
子どもはなかなかじっとしてくれません。
釣りに飽きてしまうとなおさらです。
そんな時に足場が悪かったり、柵が無かったりする釣り場だとこけてしまったり最悪海に落ちてしまったり、、、。
思わぬ事故にあってしまう危険があります。
足場が良くてなるべく柵もある安全な釣り場を選びましょう。
さらに、近くに磯遊びが出来る場所や海水浴場などがあれば理想的です。
磯や海水浴場があれば、もし釣りに飽きてしまったときもそちらで遊ばせることができます。
ただし、絶対に子供だけで遊びに行かせず、必ず大人が付き添うようにしましょう。
子どもと釣りに行くときは、大人が二人以上居るのが理想ですね。
釣り方はサビキ釣りがおすすめ
上でも書きましたが、魚が釣れないと子どもはすぐに飽きてしまいます。
そこで、釣り方は魚が釣れる可能性が高いサビキ釣りをおすすめします。
細かい説明は省きますが、サビキ釣りは初心者にも簡単に出来る釣り方であるにも関わらず、魚が良く釣れる釣り方です。
条件さえ合えば魚がコンスタントに釣れ続けるため、小さな子どもでも飽きずに釣りを続けることができますよ。
サビキ釣りについては以下の記事で詳しく解説しています。
子どもを釣りに飽きさせないための対策
場所と釣り方が決まったら、次は釣り場に着いてからの対策です。
ここでは、釣りを開始してから気を付けたいポイントや、どうすれば子どもが飽きずに釣りを続けられるかについて解説していきます。
とにかく早く魚を釣る
子どもが釣りに飽きさせないようにするには、やはり実際に魚を釣らせてあげるのが大切です。
待ってれば釣れると言われても、釣れるイメージが無ければ大人でもツライですよね。
釣りで魚が釣れる実感が無いから子どももすぐに飽きてしまうんだと思うんですよ。
「この竿を持って待っていれば魚が釣れるんだ!」
そう実感してもらうことで釣れることへの期待感が生まれます。
子どもが「次も釣れるかも?」というワクワク感を持ってくれれば、釣れない時間があっても少しは辛抱してくれます。
子どもになるべく早く釣らせてあげることで、早い段階から飽きずに釣りを続けることができます。
自分で釣った感覚を味わってもらう
釣りに興味を持ってもらうには、自分で魚を釣り上げてもらうのが一番です。
そこで私が大切だと思うのは、子どもに自分自身で魚を釣り上げた体験をしてもらうことです。
当たり前ですが、人が釣っているのを見るのと自分で釣り上げるのとでは達成感が全然違います。
私はいつも子供と釣りに行ったときは、最初に魚がかかったら子供に竿を渡すようにしています。
その時の私と子どものやりとりは以下のような感じです。
私の竿に魚がかかったら竿を子どもに持たせます。
私:「お魚がかかったらピクピクするから教えてね」(もう掛かってますが)
子ども:「何かピクピクしてる気がする!」
私:「本当に!?ゆっくり糸を巻いてみて!」
子ども:「やったー!お魚が釣れたー!」
こうすると自分で釣った感も十分に味わえるし、魚がかかった時の感触も子どもに理解してもらえます。
次からは子供が本当に自分で釣れるようになって一石二鳥ですよ♪
釣り方を変えてみる
子どもを飽きさせない釣り方としてサビキ釣りをお勧めしていますが、同じ釣り方をしているとどうしても釣れない時間帯はやってきます。
そういう時も子どもは飽きてしまいやすいんですよね。
そんな時はサビキ釣り以外の釣り方を試してみるのもおすすめです。
例えばちょい投げ釣りなんかは仕掛けを狙った場所に投げ込む楽しさがあるので、サビキ釣りの気分転換にピッタリですよ。
ちょい投げ釣りで遊ぶのに飽きてきた頃にサビキ仕掛けの方に当たりが出始めるなんてこともよくあります。
以下の記事ではちょい投げ釣りなど、初心者におすすめの釣り方を解説しています。
是非サビキ釣りに飽きた時の釣り方候補の参考にしてくださいね。
そもそも釣りの時間を短く設定する
せっかく色々準備をして釣りに来たんですから、たっぷり釣りを楽しみたい気持ちはよく分かります。
よく分かりますが、子どもと釣りに来たときはなるべく短時間で釣りを終わらせるようにしましょう。
大人だけなら3~4時間くらいは平気で釣りができますが、子どもはそうはいきません。
足も疲れてきますし、体力的にも厳しいです。
何より簡単に飽きてしまいます。
なので子どもと釣りに行くときは、最初から釣りをする時間を短めに設定しておくことをおすすめします。
具体的には1時間から長くて2時間くらいに設定しておくといいでしょう。
子どもが釣りに飽きてしまった時の対策
上でご紹介したような対策を取っていても、飽きるときは飽きてしまう。
それが子どもです(笑)。
ここでは子どもが釣りに飽きてしまったときに役立つアイテムや対処法について解説していきます。
水槽で魚観察
小さな子どもと釣りに行くときは水槽を持って行くことをおすすめします。
釣れた魚を水槽に入れてあげると子どもは大喜び。
時間を忘れて熱心に観察してくれます。
水槽は小さなもので大丈夫ですので、一つ用意しておくととっても助かります。
おやつタイムにする
私が子どもと釣りに行くときは必ず簡単なおやつを持って行くようにしています。
子どもが釣りに飽きてしまったら、おやつを食べて気分転換してもらっています。
おやつを食べているうちに魚が釣れだして、子どもがまた釣りをしたくなることも良くありますしね。
釣りをしていると手が汚れますし手洗い場が近くに無い場所もよくあります。
おやつは小袋に入っていたり、なるべく素手で持たなくても食べられるものがいいですね。
釣り以外の遊びで気分転換
子どもは同じ場所にずっと居るのも嫌がります。
そうなるともう釣りどころではありませんので、そんな時は釣り以外の遊びをするようにしています。
釣り場の近くの磯で遊んだり、夏場であれば近くの海水浴場で泳ぎに行ったり。
こういう時のためにも釣り場選びは重要なんですよね。
もちろん子供一人で遊びに行かせるわけにはいきませんので、うちでは子どもたちと釣りに行くときは必ず子どもと同じ人数以上の大人が一緒に行くことにしています。
そうすれば釣り班と磯遊び班のように分かれて遊ぶことができますからね。
釣りに飽きたら磯遊びに行って、魚が釣れだしたらまた帰ってくるなんてことをしていれば、小さな子どもでもそうそう飽きずに遊んでいられますよ。
磯遊びなどを想定して以下のようなアイテムを一緒に持って行くと便利ですよ。
どうしてもダメな時は早めに切り上げてしまおう
ここまででご紹介した対策を取っても、何をしても小さな子どもは釣りに飽きてしまう事があるでしょう。
「お腹空いた~」
「疲れた~」
「帰ってゲームしたい~」
子どもと釣りに行ってたらこんなことしょっちゅうです(笑)。
(自分が釣りに行きたいって言ったくせにー!!)。
そんな思いもありますが、そんな時はさっさと切り上げて帰っちゃうのが一番です。
嫌がる子どもに無理やり釣りをさせても仕方ないですし、第一自分も釣りに集中できません。
これはあくまで私の考えですが、子どもと釣りに行くときはあくまで主役は子どもだと思っています。
なので、子どもと釣りに行くときは自分のやりたい釣りは「もしもできそうなら」やるくらいのつもりでいます。
主役の子どもがもう釣りを辞めたいというのなら、それ以上粘る意味もありませんよね。
余ったエサは、近くの釣り人に貰ってもらうか持ち帰って次の釣りの時に使いましょう。
子どもとサビキ釣りをするときは使いかけでも持って帰りやすいチューブタイプのエサを使うのがおすすめです。
まとめ
今回は子どもが釣りに飽きることについて、飽きないようにする対策と飽きた時の対処法について解説しました。
様々な方法をご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?
どれも私がこれまでに試して上手くいった方法ですので、一定の効果はあると思いますよ。
どうにもならない時もありますが、そんな時は早めに諦めて切り上げちゃうのが一番です。
いつか子どもたちも釣り本来の楽しさを分かってくれる時が来るはず。
その時は親子でどっぷり釣りにハマってください!
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