釣竿を買おうと思ったのですが、種類が多すぎてどれがいいのか分かりません。
釣りを始めようと思ったときに、最初に立ちはだかる壁が道具選びです。
特に釣竿（ロッド）は釣りの種類ごとにカテゴリーが細分化されていて選ぶのが大変です。
どんな釣りがやりたいのかも明確になっていない釣り初心者が一人で選ぶのは特に難しいですよね。
私も初めての一本を選ぶのには苦労した思い出があります。
そして、今思えばこうしておけば良かったなーと思うことも。
私のような後悔を皆さんにしてほしくありません。
そこで今回は、釣り初心者の方に向けて釣竿の選び方について解説していきます。
特に初心者が最初に釣りをするフィールドにちょうどいい堤防で使いやすい釣竿の選び方とおすすめの釣竿についてご紹介しています。
堤防で使う釣竿選びに悩んでいる方は是非参考にしてくださいね！
初心者向け釣竿の条件とは？
まずは初心者が釣竿を選ぶときにどんなところに気を付けて選ぶのがいいか解説します。
私の最初の竿選びの失敗談も交えてご紹介していきますね。
手ごろな値段である
最初に買う釣り竿はなるべくリーズナブルなものが好ましいです。
まだ初心者なので今後釣りを続けるかどうかも分かりません。
残念ながら釣りにハマらない可能性だってありますよね。
それなのにいきなり高い釣竿を買うのはお勧めできません。
また、釣りにまだ慣れていないため、竿を壊してしまう危険も結構あります。
釣竿は非常にデリケートな部分もあります。
竿先を誤ってどこかにぶつけたりすると、すぐに破損してしまいます。
竿の取り回しに慣れない初めのうちは、あまり高い竿を使わないとこをおすすめします。
【重要】色々な釣り方に対応できる
釣り初心者が最初の一本を選ぶときに一番大切だと思うことがあります。
それは、色々な釣りに対応できる釣竿であるという事。
なぜなら釣り初心者の方は、まだやりたい釣りについて明確にコレ！とは決められていないハズだからです。
初心者にはサビキ釣りが良いって聞いたことがあるなー。
でも遠くまで仕掛けを投げたりもしてみたいよね。
浮きを眺めてゆったりする釣りにもあこがれるな～。
いやいや、ルアー釣りにも興味があるゾ！
まだやったことが無いんだから、色々と試してみたいのは当然です。
また、コレと決めた釣りがあったとしても、やっているうちに他の釣り方にも興味が出てくるものです。
そんな時に、一つの釣りにしか対応できない釣竿しか持っていなかったら、また新たに買いなおす必要が出てきます。
そんな理由から、私は初心者の最初の釣竿は色々な釣り方に対応できるものが良いと思っています。
私の失敗談
実は私が失敗したのはこの点なんですよね。
私が自分用に最初に買ったのは、磯用の万能竿というやつでした。
堤防での家族でのサビキ釣りをメインに考えていたので、ちょっと長めの柔らかい竿を買ったんです。
浮き釣りやちょい投げ釣りには対応しているみたいだったので、これでいいかと思って。
でも釣りをやっているうちに投げ釣りやルアー釣りにも興味が出てきちゃったんですよね。
結局すぐに次の竿を買うことになってしまいました（泣）。
この最初に買った磯竿は今でもサビキ釣りで大活躍しているので結果的には良かったのですが、当時はちょっぴり後悔したのも確かです。
少しでも無駄な出費を防ぐためにも、最初の一本は色々な釣りに対応できる釣竿をおすすめします。
私の買った磯竿はちょっと長めなんです。
小さな子どもが高い柵の上から竿を出すのにちょうどいいので、今は重宝してますよ。
最初の一本におすすめなのはシーバスロッド
手ごろな値段で手に入り、なおかつ色々な釣りに対応できる釣竿として、私が初心者の方にお勧めしたいのはシーバスロッドです。
シーバスロッドとは、ルアーを使ってスズキを釣るために設計された釣り竿のことです。
ちょ、ちょっと待ってください！
ルアー用の竿って、まだ僕はエサ釣りをしないと決めたわけじゃないですよ！
ルアー用と聞いて、エサ釣りでは使えないと思ってしまう方も居るかも知れませんがご安心ください。
ルアー用の竿でもエサ釣りは問題なく出来ます。
それも色々な釣りに対応できてしまいます。
色々な釣りに対応できるってどういうことですか？
釣竿ってそれぞれの釣り方専用なんですよね？
確かに、ネットで調べたり釣具屋さんに見に行ったりすると、釣り竿はカテゴリー別に細かく分けられています。
投げ釣り用とかルアー用とかに分けられていて、その釣りにしか使えないようなイメージを持ってしまいますよね。
でも必ずしもその釣りにしか使えないというわけではないんです。
余談ですが私が最初に買った万能竿のように、あらかじめいくつかの釣りに対応できるように設計された竿もあります。
○○用というのはあくまでその「○○釣りが快適に出来るように設計されてますよ」という意味で、「それ以外の釣りに使っちゃだめですよ」というわけではありません。
確かに専用竿に比べると釣りやすさや快適性では少し劣るかもしれませんが、シーバスロッドでも堤防でできる多くの釣りには問題なく対応できます。
今はエサ釣りしかやらないけど、将来的にルアー釣りがやりたくなってもシーバスロッドなら全く問題ありません。
この守備範囲の広さこそ、私がシーバスロッドをおすすめする一番の理由です。
釣り初心者の方には、とにかく色んな釣りを試してみてもらいたいと思っています。
色々な釣りをやっている中で、オールラウンドな竿では満足できない部分がきっと出てきます。
もっと遠くに仕掛けを投げたいから、もうちょっと長めの遠投できる竿を買おうかな。
もっと小さなルアーでアジやメバルを釣ってみたいな。次は小さなルアーも投げられる竿を買おう。
竿先が硬いからサビキ釣りの時バラすことが多いな。次は先の柔らかい磯竿を買ってみるか。
その上で、自分のスタイルを見つけて、次はやりたい釣りに特化した竿を選ぶのがいいのではないでしょうか。
シーバスロッドならこんな釣りもできちゃう
シーバスロッドなら色々な釣りに対応できることは上でお伝えしました。
ここでは、シーバスロッドで出来る堤防釣りの種類について解説していきます。
サビキ釣り
まず一つ目はサビキ釣りです。
ある程度長さのあるシーバスロッドなら問題なく対応できます。
少し難点があるとすれば、竿先が硬めのためアジなどの口が柔らかい魚がバレやすいところでしょうか。
サビキ釣りについては以下の記事で詳しく取り扱っています。
ちょい投げ釣り
二つ目はちょい投げ釣りです。
軽く仕掛けを投げる程度なら何の問題もありませんし、多少の遠投もシーバスロッドなら可能です。
浮き釣り
浮き釣りにも問題なく対応できます。
水深のあるところを浮き釣りで狙うのには竿の長さが足りないため不向きですが、浮き釣りがどんなものか試してみる分には問題ありません。
ここまででご紹介した釣り方は以下の記事でも解説しています。
興味のある方はこちらも読んでみてください。
もちろんルアー釣りも
もともとスズキをルアーで釣るための竿ですので、もちろんルアー釣りにも対応しています。
竿にもよりますが大体10～40gくらいまでの幅広い重さのルアーに対応できるので、色々なルアーを試すのにもピッタリです。
私は家族で堤防釣りに行くときは必ずシーバスロッドを持って行きます。
最初は家族と一緒にサビキ釣りに使い、その後ちょい投げ、ルアー釣りと一本の竿で色々と対応できるので何本も竿を持って行かなくて済むので重宝しています。
おすすめの竿
ここからは具体的におすすめする釣竿をご紹介します。
初心者向けということでコスパ重視で選定しました。
堤防での取り回しのしやすさを考慮して、長さは8.6ft（約2.5m強）のものを選びました。
ポチップ
持ち運びやすさ重視ならコンパクトロッド
コンパクトロッドとは、持ち運び時に短くして仕舞える釣竿のことです。
50cmくらいまで短く出来るものもあるので、かばんやリュックなどに入れられます。
持ち運びやすさ重視なら、コンパクトロッドを選びましょう。
ポチップ初心者セットという選択肢もアリ
釣りを続けるかどうかも分からないし、お試し用にとりあえず一本欲しいなら初心者用の釣りセットという選択肢もアリです。
私も自分用の竿を買う前に、家族で共有する釣竿として最初に買ったのがこの初心者セットでした。
初心者セットにはリールや仕掛け、ハサミなど、とりあえず釣りを始めるのに必要なものがまとめられていますので、その点もありがたいポイントです。
注意が必要なのは初心者セットの竿やリールは耐久性があまりないことです。
釣り数回で壊れてしまうことも多く、あくまでお試し用として考えておいてください。
ポチップまとめ
今回は釣竿選びについて、特に初心者が堤防で使うものの選び方について解説いたしました。
- 初心者が最初に選ぶなら色々な釣りに対応した釣竿がおすすめ
- 色々な釣りに対応できる点から、シーバスロッドが初心者にはおすすめ
- とりあえず試すだけなら初心者釣りセットもアリ
初心者に最初に手に取ってほしい釣竿としてシーバスロッドをおすすめしましたが、いかがでしたか？
この記事が少しでもあなたの釣竿選びのヒントになれば幸いです。
お気に入りの一本が見つかったら色々な釣りを試してみて、お気に入りの釣り方を見つけてくださいね！
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